数年前に県外から沖縄を訪れ、壺屋近辺でドミトリー生活を経験しました。 その後、複数のマンスリーマンションで生活した後、家具家電付きのアパ ートを普通賃貸で借り、那覇で就職。大手不動産会社のマンスリー専門部 署で働きました。さらに、琉球大学の社会人向けコースにも通い、学び直 しの重要さにも気づかされました。

歴史的・地理的特異性のある沖縄を自分なりに理解することは、まだまだ 始まったばかりではありますが、現代人にとって、沖縄で過ごす時間を持 つことは、人間性豊かに暮らすことのきっかけになると感じています。 2泊3日の旅行だけではなく、より多くの方が沖縄でゆっくり過ごされ、沖 縄の気候や文化的価値を堪能されるとともに、地元の人々との交流やイベ ントに参加することで、時には沖縄の社会問題にも触れて考えることで、 多難な時代を楽しく共生する知恵を身に付けられたらと思っています。

特に、沖縄でのワーケーションを盛り上げることで、沖縄県外の優秀な人 材がやがて「沖縄２拠点生活」を始め、沖縄地元経済とワーケーション・ ワーカーが相互に良い影響を与える仕組みができることを期待しています。

最後に。沖縄にマンスリー滞在することで、大学等のマンスリープログラ ムで‘学びなおし’しながら観光や自然・文化を楽しむスタイル、名付け て「沖縄スタディツーリズム」をここに提唱するものです。