沖縄テレワーク初心者ガイド
沖縄でテレワークやリモートワークできたら良さそうだなあと思う方は、少なからずいらっしゃると思います。
そう、その直感は正しいと思います!でも、なぜ沖縄なのでしょうか?今回は、そのなんとなく沖縄でテレワークを少し掘り下げ、ひいては沖縄との2拠点化までをざっと考察してみたいと思います。
「テレーワーク」は全体の潮流?
テレワークは、インターネットを活用した働く場所を限定しない働き方で、働き方改革が推進される中で流行した新型コロナウイルスの影響で、急増しています。
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降は、大都市圏での混んだ電車やバス等での通勤を必須とする高度経済成長時代に始まった従来の働き方や、生活・行動に関する人々の意識も大きく変化し、ワークライフバランスを意識した働き方改革が大きな潮流として既にスタートしています。業種に着目すれば、IT企業だけでなく、その他の業界でもテレワークを導入する企業・従業員が増えています。企業も、今まで掛かっていた高額な事務所費用が圧縮できることに気づきましたので、アフターコロナにおいても、今後ますますテレワークは増えていく潮流にあると思います。
テレワーク先は、沖縄が人気と判明
こうした状況の中で、ではいったいどこでテレワークするのが人気なのでしょうか?
出典 株式会社AlbaLink調査 男女500人を対象に「テレワークで住んでみたい街ランキング調査」(2021.01.12〜19)
那覇市を選んだ回答者の主な理由を見てみると、以下の通りでした。
・周りにきれいな海があり、少し足を伸ばせばもっとゆったりできる場所がたくさんある一方、生活にも困らないくらいお店等があり、不便ではないため。(40代女性)
・那覇市といわず暖かく、海がきれいなところに住みたい。ただ、ある程度交通の便はよく、電車だけではなく空港が近いところがいい。(20代女性)
・以前から沖縄に住んでみたいという思いがあるのと、那覇だと生活環境も充実していると思うからです。(30代男性)
調査結果のランキング第1位は、那覇市でした。温暖な気候や利便性の良さ、そして那覇市だけでなく沖縄県全体へのイメージの良さが大半を占めました。今回の調査は「街」に限定した調査でしたので街以外を選べなかったのですが、那覇市だけではなく、要は、温暖な沖縄で、利便性良くテレワークしたいと思ってらっしゃると理解しました。
沖縄でのテレワークは、効果が高い「ワーケーション」になります!
沖縄でテレワークすることは、即ち「ワーケーション」です。ワーケーションは、workとvacitionを足した造語で、普段働く大都会から離れ、一定期間をリゾート地や地方にて、働きながら休暇取得を行うことです。ワーケーションは、仕事の効率がUPしたり、ストレスが減ったり、運動量が増えたりすることが既に実証されています。
1.経験することで、仕事とプライベートの切り分けが促進される。
2.情動的な組織コミットメント(所属意識)を向上させる。
3.実施中に仕事のパフォーマンスが参加前と比べて20%程度上がるだけでなく、終了後も5日間は効果が持続する。
4.心身のストレス反応の低減(参加前と比べて37%程度)と、持続効果がある。
5.活動量(運動量)の増加に効果がある(歩数が参加前と比べて2倍程度増加)
出典:株式会社NTTデータ経営研究所「ワーケーションは従業員の生産性と心身の健康の向上に寄与する。
ワーケーションの効果検証を目的とした実証実験を実施」(2020.07.27)
沖縄の青い海、青い空。人をリラックスさせる南国ムード、屈託なく明るく話し好きの沖縄の人達、沖縄にはワーケーション効果を高める要素がたくさんあるのです。
沖縄の都市部でワーケーションした場合、沖縄の比較的利便性の高い海辺でワーケーションした場合の各過ごし方を本サイトのワーケーション特集ページに掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
「沖縄ワーケーション」の推奨パターン
滞在先としてワーケーションに適しているのは、家具と家電が付いているマンスリーマンションやウィークリーマンションです。それらは、1週間以上なら1日単位で借りることができ、かばん一つで生活をスタートすることができます。
一定のグラデーションを掛けながら、ある程度の時間をかけて徐々に沖縄との2拠点化するのはいかがでしょうか。
1st step :ウィークリーマンションでまずは少しだけ体験してみたいという人にとって、お試しの2週間は良いと思います。1週間ですと、普段の夏休み旅行とあまり変わりませんので、あっという間に終わってしまいます。ハードルが低い2週間からのスタートが最短と感じます。
2nd step :1カ月程度1カ月なら日当たり家賃が安くなるパターンが沖縄のマンスリーマンションには多く、経済的にお得です。それと4週間滞在することで初めて「暮らす」という感覚の片鱗が見えてきます。カフェや居酒屋で馴染みの店ができてくると徐々に地元の情報も入るようになります。
3nd step :マンスリーマンションで3カ月程度の一定期間、その地域の「住民」として生活してみることで、短期滞在では分からなかった地域の「良い面」も「悪い面」も見えてきます。公民館の同好会や、勉強会や、習い事に参加することで。利害関係のない地元の人との交流が始まります。
4th step :マンスリーマンションで、沖縄の全ての季節を3カ月ごとに経験されることをオススメします。沖縄の夏の人気は有名ですが、他の季節の良さは案外知られていません。真冬でも気温10度になる日が珍しい暖かな冬。晴れが多く湿度も快適な春、海で泳げる南国気分がずっと続く秋など、体験してみないと分かりません。ご自分にとって、最大リラックスしながら働けるマイベストな3カ月をぜひ見つけてください。
5th step :沖縄との二拠点へ。マンスリーマンションで毎年3カ月を固定化
ご自分に合った沖縄の季節が見つかったら、地域の生活や人脈づくりを目的に、毎年来て住んでください。自治体、大学、尾間、NPO法人などがさまざまな研修制度を設けておたれたりします。どんどん参加して、2拠点化されると人生が豊かになることだと思います。
まとめ
最後に沖縄の気候と文化的価値を少しお話します。沖縄は真冬の1月下旬から2月上旬でも10度程度までしか気温が下がりません。
夏は逆に猛暑日まで気温が上がることは少なく、年中通して温暖な地域です。また、花粉症の原因である花粉が極端に微小です。
さらに、琉球王国から続く独自の文化は人間性豊かでフレンドリー、大都会で暮らす方々には癒しになることでしょう。また、沖縄でのワーケーションは既に活発に行われており、当社は体験者の方々に取材し、悩みや不満をお聞きし、それらを解消すべく、望まれる設備や望まれる環境(立地)のお部屋を、できるだけ提供したいと考えています。詳しくは、topページバナーの「特集 沖縄でテレワーク~ワーケーション3つの効果~」をクリックし、「ワーケーション向きの設備・環境」をご覧ください。
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